【うなぎ】川勢 贅沢に鰻ランチで心身ともに元気満点!
無性に「あ~〇〇食べたい」とふと呟いてしまう食べ物の中に「うなぎ」がトップ10の中にランクインしている筆者ですが、高級食材なだけにそんなに頻繁に食べれる代物ではないですよね。巷で700円位で食べれる鰻丼の看板なんかも目にしたりしますが、安いからと言ってあまり食べたいと思わないのは何故でしょうか。どうせならその欲求を貯めて貯めて一気にどーんと上質なうなぎを食べてやる!と思い切って飯田橋の老舗鰻店『川勢』さんに行って参りました!
ランチタイム:11:30~13:30
定休日:土、日、祝
平均価格帯:¥3500
住所:千代田区富士見1-7-5
電話:03-3262-5632
HP:http://unagi-kawasei.co.jp/
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『うなぎ 川勢』さん。
以前から訪れてみたいとは思っていたものの、値段的にもそう気軽に入れるものではありません。シンプルで落ち着いた雰囲気の店構えが何とも高級感を漂わせています。
人気の鰻店ということで、お昼の1時すぎに訪れても満席で暫く待たなくてはなりませんでした。
お店の暖簾を潜ると半地下と中二階へと広がっており、私達は半地下の客席へと誘導されました。席数は半地下で20席ほどでしょうか。
私達が注文したのはランチ限定の『別撰うな重』3150円と昼夜両方で注文できる『松』3780円の二種類。前者の方は松に比べてやや小振りの鰻が2枚乗ったうな重と、肝吸、お新香のセットになっており、後者はランチ限定のうな重よりもお重一杯に広がった鰻2切れが乗っています。
注文してから鰻を蒸し出すので着丼までに30分はかかりますが、その間に軽く打合せを済ませてしまいます。
しかしながら皆、鰻の到着にワクワクしすぎて、心ここにあらずといった感じ。食事を前にこんなにワクワクすることはなかなかないですよね。
いよいよお待ちかね、鰻様の登場です!
お重の蓋を空けると、蒲焼きの照り感と焦げ目のビジュアルがすでに美味しいオーラを醸し出してます。
備長炭の強目の直火で焼くことで、鰻のとろっとした口溶けが楽しめるということです。
明治から受け継がれている秘伝のタレを店主が更に手を加え上品なオリジナルのタレに仕上げたということで、香りもまたたまりません。
鰻の香りを堪能したら、まずは肝吸からいただきます。あっさりとした薄味のお吸い物が口の中に染み渡ります。ちょっと苦みのある肝がアクセントとなり、既にこの時点で感動です。
肝吸を堪能したら、主役の鰻重です。ご飯にもタレがしっかりしみ込んでいて、どこから食べても美味しそう。
30分間蒸し上げられた鰻はとにかく柔らかくてふわふわ。静岡産の良質な鰻が毎日直送されてくるので、新鮮そのものです。
そして一口。柔らかいながらも皮のしっかりとした歯ごたえとがとても良いバランス。鰻そのものと甘辛タレの香ばしさがとても味わい深く、極上の味わいです。
がっつきたい気持ちを抑え、一口ずつゆっくりと鰻とタレご飯を味わいつつ、、、いつの間にか完食です。
皆最初は「美味い!美味い!」と食べていたものの、気付けば無言でその味を噛み締めながら食べておりました。美味いものには言葉はいらない!
たまに食べるからこそ、その価値に有り難みを感じ、じっくりと堪能する喜びがある。また食の素晴しさに感動したのでした。
因に、私達以外はご年配の紳士淑女の方々が静かにうなぎを堪能されていました。私達のテンションは上がりっ放しで少々場違いな空気を感じつつも、とても贅沢な気分になれました。
ちょっと賑やかすぎましたか?とお店の女将さんに伺ったところ、「もっと賑やかな方もいらっしゃるので、全く問題ないですよ」と笑顔でお応え頂きました。
夏バテ気味のあなたに、スタミナ満点の静岡産鰻で身も心も元気満点!
たまには贅沢に鰻ランチもいかがですか?