【イタリアン】la cantina cancemi お洒落さんの集まるお店(ラ・カンティーナ・カンチェーミ)
なんだか、飯田橋のランチスポット情報がどんどん充実してきてワクワクしますね。今日は、前々から気になっていたお店をご紹介します。その名も「la cantina cancemi」!
さぁ、なんて読むか皆さんはわかりますか!? 答えは「ら・かんてぃーな・かんちぇーみ」イタリア語で「カンチェーミさん家のワインセラー」という意味だそう。オーナーは、1944年にイタリアから来日し、日本で初めてイタリア料理の普及に努めたアントニオ・カンチェーミ氏の三男のエンツォ・カンチェーミさん。(長男、次男も日本で別のイタリア料理店を経営されており、良いライバルなんだとか)呼び名については悩んだ末「カンチェーミ」と呼ばせてもらう事にします。
ランチタイム:11:30~14:30
定休日:月
平均価格帯:¥800
住所:千代田区富士見1-9-21 谷口ビル1F
電話:03-6272-3880
千代田区富士見1-9-21
このお店の場所は、JR西口から靖国神社方面に歩いて行って左手に出てくるセブン・イレブンの向かい。二年ほど前に韃靼そばのお店だった場所といえば、近所の皆さんはわかるんじゃないでしょうか。
韃靼そばが閉店してから、やけに小綺麗なお店にオシャレ美人が優雅にランチを楽しんでいる姿に尻込みしたのか、なかなか入店する勇気がわかなかったんです。
今回、ランチスポットの”取材”という大義名分(?)を得て念願のオシャレランチデビューしちゃいました。
まず、驚いたのは入店してオーダーするのはカウンターで料金は前払い!!海外のDELIに来た様な雰囲気に飲まれそうになるのを堪えオシャレな表情をくずさないように気をつけました。
そんな心の不安を察してくれたのか、スタッフのお兄さんが丁寧に定番メニューや日替わりを教えてくれます。
ふとグランドメニューを手に取ると、そこにはこんな一言が。
”Un pranzo senza vino è come una giornata senza sole.”
訳「ワインの無い食事は、太陽の照らない一日のようなもの。」
グラッチェ、カンチェーミ・・・。おっしゃるとおりじゃないですか。ランチスポットでは、恒例となっているランチからの一杯、今回も行ってみましょう。と、いうことでグラスでワイン(赤)からのスパークリングも追加でオーダー。
カンチェーミのランチメニューは700円とリーズナブルなA, B, Cのパスタ、Dの日替わり、さらにEのまかないプレート900円(A〜Dのパスタにサラダなどがセットになっています)はランチピークで売り切れてしまう事も多いとか。
あとは今回はトライしなかったFのラザーニャ800円。これらの他にサイドで、フォカッチャ、ミニサラダ、ランチ限定ピーチティは、各100円で楽しめちゃいます。
このカンチェーミさん、実はレストラン以外にもイタリアの最高品質オリーブオイルを日本に輸入しているOLIVOというブランドを持っているんです。
それも、世界的に有名なオリーブテイスターの1人でもあるオレッジャ氏が監修しているFLOS OLEIというガイドブックでその年に最高評価を獲得したTOP FARMの中で厳選したものを直輸入するというこだわりよう。このレストランでも「オリーブオイルをかけながら楽しむ」がコンセプトの一つだとか。
さて、今回のランチで食したのはBセットの「バジリコのフェットチーネ」
Cセットの「冷製パスタ・フレッシュトマトの冷たいソース」
日替わりセットのDセット「キーマカレーパスタ(ライスも選べます)」
率直な感想は・・・。どれもこれも旨い!「おしゃれな雰囲気に飲まれてしまったからか!?」と思ってしまったが、冷静に考えても美味しい。特に、バジリコのフェットチーネは、同行した2人も「毎日たべれる!」とこぼすほど。
ぜひ、このカンチェーミに来訪する際はオリーブオイルについて質問するもよし、バラエティ豊かなオリーブオイルの味を是非たのしんでください。あ!ちょっとした暗黙のドレスコードもお忘れなく!(ボク以外のお客さん、オシャレでした・・・)